イマドキの若者は、ぶっちゃけ大刀洗についてどう思っているの?
そんな疑問を抱いて、生粋の大刀洗ボーイズ・平田さんとほきもとさんに密着。
二人の思い出の地を巡り、先輩・船木さんの元で、故郷に対する思いと、これからの野望をお聞きしました。
「大刀洗版・若者のすべて」後半は、大刀洗のお隣、久留米へ。
平田さんが何やら面白いTシャツを作ったそうですよ。
案内する人
平田 圭一朗さん
生まれも育ちも大刀洗。現在は久留米でバー「ザ・パラダイス」の店長を務めるかたわら、ドリームスエフエムにてラジオ出演中。その他イベントMCやDJなど多彩なジャンルで活躍中。
大刀洗市外局番の「0942」をモチーフにしたTシャツをプロデュースするなど、地元愛もかなり熱い!
案内される人
幼馴染のほきもとさん
平田さんの同級生。現在は、サッカーのコーチとして大刀洗のサッカー少年を育成。大刀洗出身の奥さまと娘さんをこよなく愛する良きパパでもある。
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大刀洗町民なら誰もが知っている、“あの番号”がTシャツに
久留米駅で平田さんと待ち合わせていたのは、久留米市の制作会社「トニージャパン」の代表兼デザイナーの宮永大輔さん。
宮永さんは久留米をはじめ、周辺地域でローカルブランドの商品開発や企画に携わっているそうです。
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ほきもとさん
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あれ、そのTシャツの番号、もしかして!?
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宮永さん
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このTシャツは「0942(オーナインフォーツー)」というブランドです。
久留米の市外局番「0942」をモチーフにしています。
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ほきもとさん
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どんなきっかけで作ったんですか?
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宮永さん
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地元をアピールしたいけど、地名をダイレクトに出すと、中々着るのに勇気いるでしょ。でも、番号だったら、おしゃれだしファッションにも取り入れやすい。
「0942」だけではなくて、久留米絣の工房とレザー職人さんがコラボした現代風のバッグを作ったり、地元のセレクトショップからオリジナルアイテムを作ってもらったり。その土地に伝わる工芸や技術に現在のセンスをプラスして、県外、ひいては国外にまで発信していきたいと思っています。
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平田さん
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そして、僕が着ているのが、「0942」の大刀洗バージョン。
大刀洗だけに、9の中に「刀」のイラストをあしらっています。
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ほきもとさん
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おお、本当だ!
二人はどんなきっかけで知り合ったんですか?
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平田さん
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僕がMCしているイベントで、物販をしていたのが最初ですね。
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ほきもとさん
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こんな活動しているなんて知らなかった。
今もグッズは開発中?
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平田さん
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今もいろいろと企画中。
地元を離れた人が買って帰る事も多いみたい。
ご当地アイテムのイメージをガラリと変える、スタイリッシュで遊び心溢れる「0942」Tシャツ。
さりげなくも、地元愛溢れるデザインが素敵です。
最後は、大刀洗出身の先輩が営む居酒屋「とりや一休」で乾杯しながら、
大人になった「大刀洗ボーイ」の本音を聞いちゃいましょう!
- とりや一休
- 朝引き「はかた地どり」を炭火で焼き上げた焼き鳥をメインに幅広い一品料理が揃う。
のれんの似顔絵は「0942」の宮永さん作。
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平田さん
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こんばんは〜!
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ほきもとさん
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あ!
大将も0942シャツ!
赤バージョンですね!
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大将
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いらっしゃい。
お、分かる!
平田くんはハンバーグやね。
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平田さん
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焼鳥屋さんなのに、ここはハンバーグが絶品なんよ。
ジュージューと音を立てて登場したハンバーグ。
ジューシーかつふっくらとした食感と自家製ソースが食欲をそそります。
焼鳥は、フランス産塩でシンプルに味付け、旨味を引き立てています。
これはビールが進むはずです。
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ほきもとさん
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平田くんとは野球部の先輩後輩なんですよね。
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大将
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そうそう。
平田くんは最近ラジオ頑張っとうね。
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平田さん
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えへへ。
大将は進路を決める時、どうやって決めました?
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大将
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う〜ん、高校の時からここでバイトしていて、地元で自分の店を持ちたくて。
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ほきもとさん
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大将が考える大刀洗の良さってなんですか?
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大将
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お店をやる上で、アクセスがいいところかな。
福岡の中心にあるから、肉も魚介も仕入れやすい。
あとは人が温かい。
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平田さん
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確かに。
地元の人がやっているなら行こうって思う。
応援したくなる。
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大将
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名字を聞いたら、どこに住んでいるか分かるからね。
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平田さん
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今は、SNSがあるから、よりつながりやすくなったよね。
友達の奥さん同士が友達だったり、友達の紹介で付き合ったり。もちろん、他の地域から来た人もウェルカムな空気だね。
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ほきもとさん
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中学から大刀洗を出たけど、一緒の学校になったことない人でも、今は一緒に呑んだりできる。
すぐに仲良くなれるね。
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平田さん
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友達の友達は友達。
大刀洗にいると本当そう思う。
天真爛漫な子ども時代と悩み多き青春の日々を通り抜けて、それぞれの道に進んだ大刀洗ボーイ達。
いつでも背中を支えてくれたのは、豊かな自然と変わらぬ友情だった。
社会に出て、故郷・大刀洗で生きることを選んだ彼らは、町のために何ができるかを真剣に考え、情熱を持って日々取り組んでいる。
田んぼで野球していた時のキラキラとした目、少年の心はそのままに。
そんな彼らを見ていると、これからの大刀洗の姿がとても楽しみになった。
大刀洗公園
約4.5ヘクタールもの広さを誇る公園。
芝生広場や遊具なども完備。
住 所 | 福岡県三井郡大刀洗町大字山隈1598-5 |
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電話番号 | 0942-77-5117(管理センター) |
手作りお菓子とパンの店 ふなき 十文字本店
土鍋入りの鍋焼きプリン(1512円)など人気メニューも多数。
住 所 | 福岡県三井郡大刀洗町大字高樋2502-36 |
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電話番号 | 0942-77-0341 |
営業時間 | 8:30〜20:00、日祝〜19:30 |
休 み | 無休 |
とりや一休
化学調味料を一切使用せず、素材本来の焼き鳥が人気。
住 所 | 福岡県朝倉郡筑前町原地蔵1875-1 |
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電話番号 | 0946-23-8420 |
営業時間 | 17:00〜24:00 |
休 み | 不定休 |